正月料理のえびしのこと。

正月料理のえびしのこと。
正月料理は1月18日(月)までです。
。。。。。。。。。
えびしは、奥秩父の光と風と時間が生み出した伝統料理です。
。。。。。。。。。
初めてえびしに会ったのは、
平成5年発行の「ふるさとの味を訪ねて」という本の中。
絵と説明にすごく惹かれて
いつか食べてみたいもんだと
食欲と好奇心を膨らませて、いく年か。
そして、秩父でたべものやをはじめ、
「えびし、えびし」と何度も唱えてたら、
お客さんが「作ってる人紹介できるよ」と。
そして小鹿野町馬上の集落へ。
(写真は、その時のもの)
えびしは
その昔、戦国時代の保存食だったといわれ、
飢饉の時の代用食にもなり、
そしてお祝いの口どりとして
今はお茶請けとして
奥秩父の集落で
それぞれの家庭の味として作り続けられています。
「その地に伝わる保存食」
それだけでウルウル感激してしまう私。

月の畑から(日々の描きとめ) 月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。

月の畑から(日々の描きとめ)
月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。
月のうさぎのごはんは、
シンプルな調理法と
素材の持つ個性、
硬さ甘み、香りを大切にして作っています。
そして、
できるだけこの地で採れたもの、
育てられたものを素材にしています。
私たちの体を構成するものだから
鮮度は大切なこと。
そして、
季節とともに育ったものを食することも。
季節の廻りとともに生きてきた私たち「ひと」にとって、
無理なく体に沿うものだから。
太陽と土と水とから生まれたものを余すことなく
食べたいものです。
今の時代に「暮らしを小さく」していくことで
見えくる未来について、月のうさぎは食事という形で
あて名はありませんが、お手紙を出し続けています。
月のうさぎのごはんが「おいしい」と思う方には
きっと季節の摂理が、体の中に廻っている
ということだと思っています。
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月の庭から(日々の描きとめ)

月の庭から(日々の描きとめ)
月のうさぎには小さい畑があります。
畑というには、あまりに手入れができていなくて、
恥ずかしいのですが。
大豆、小麦、コリアンダーもすこーし収穫しました。
種をまき、育ちを横で見ながら、除草、水やり、そして収穫。
そこから種を食べるようにするまでの仕事が、
たくさんあって、やり切れないでいます。
自分でやってみると、農家さんの仕事の多さにびっくり。
感謝しか生まれません。
地道な、この手と労働から生まれる私たちの食べ物。
余すところなく食したいものです。
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月の畑から(日々の描きとめ) 月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。

月の畑から(日々の描きとめ)
月のうさぎのごはんは宛名のない手紙です。

月のうさぎのごはんは、
シンプルな調理法と
素材の持つ個性、
硬さ甘み、香りを大切にして作っています。

そして、
できるだけこの地で採れたもの、
育てられたものを素材にしています。
私たちの体を構成するものだから
鮮度は大切なこと。

そして、
季節とともに育ったものを食することも。
季節の廻りとともに生きてきた私たち「ひと」にとって、
無理なく体に沿うものだから。
この季節、太陽と土と水とから生まれたものを余すことなく
食べたいものです。

今の時代に「暮らしを小さく」していくことでしか
見えてこない未来について、月のうさぎは食事という形で
あて名はありませんが、お手紙を出し続けています。

月のうさぎのごはんが「おいしい」と思う方には
きっと季節の摂理が、体の中に廻っている
ということだと思っています。
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月の畑から(日々の描きとめ) 椎の実のこと

月の畑から(日々の描きとめ)
椎の実のこと
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畑班の女性が、椎の実入りクッキーを焼いてきてくれた。
「椎の実が硬くてぇ。どうしたらいいんでしょう」と畑班女性。
「そうね無理だと思う」と私。
「でも、本に書いてあったんですよ、ナッツのようになるって」
。。。そうね、本って、雰囲気もんだもんね。
   アーモンドやヘーゼルナッツは油脂分が相当あるから
   火を通しても硬くならない。
   でも、栗やどんぐりは油脂分が少ないから、硬くなる。
   だって、アーモンドオイルもピーナツオイルあるけど、
   椎の実油は聞いたことないよ。
   椎の実が昔どんなふうに食べられてたかとか、どんな地域
   で、どんなふうに食べられていたかとか、大事。
   椎の実を知ることになるし、それが料理に助けになると思
   う。雰囲気もんの本なんか、なんもわからないもん。
  あぁー、学校の先生みたいだぁ、、
とある日の午後でした。
料理って、精進精進。
お互いに、精進精進。
ちなみに、クッキーはおいしかった!
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圧倒的に陽を遮る椎の木
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軽く炒って、外皮をはいで、白い実を食べる。生でもおいしい。栗のような甘みと香りがする。